こんばんは、今回は本当にあった何個も症状が重なって検査をしてもわからなかった症例について治療した改善秘話をお知らせします。
なんとも言えない首の痛み、顔面の痙攣に悩まされてMRI.CTでも根本原因がわからず最後はまちのでということで、きてくれました。
顎関節と、頚椎、顔面の痙攣が同時に起こる
顔面の痙攣(顔面筋のけいれん)の原因はさまざまですが
⭐️顔面神経の圧迫
顔面神経(第7脳神経)が圧迫されることによって痙攣が起こることがあるんです。
例えば、血管が神経を圧迫する場合や、腫瘍などによっても圧迫を受けることがあります。
⭐️顔面神経麻痺
顔面神経の圧迫障害が原因で、顔の一部に痙攣が起こることがあります。実際これは本当にあるのですが、喋ってたら左の顔面だけけいれんしてくるというものです。
痙攣もいろいろありますが、ひきつったりピクピクしたりということです。
一時的なものから長期にわたるものまでさまざまな程度で出てきます。長く続けば続くほどしんけいのあっぱくであれば改善に時間が
かかります。
⭐️突発性顔面痙攣
顔面に不随意な筋肉の収縮が現れる状態のことです、この状態は、顔面神経の過剰な興奮によって引き起こされることがあります。喋っている時は特に筋肉が動いてる時なので、喋るスピードが速いということはないですが、患者様は喋りすぎかなぁと心配します。
⭐️神経学的な疾患
多発性硬化症やパーキンソン病など、神経系に影響を与える病気が顔面の痙攣の原因となることもあります。
⭐️ストレスや疲労
精神的なストレスや身体的な疲労も、顔の筋肉に不随意な収縮を引き起こす原因になることがあるんです。いりいらしたり、我慢しすぎたりもですね。首の神経の問題は、体の緊張からくるものでもあります、睡眠不足や考えすぎによっても体は緊張状態を継続的に作り出すからそういう理由になります。
⭐️カフェインやアルコールの摂取:過剰なカフェインやアルコールの摂取も、筋肉のけいれんを引き起こす可能性があります。
そして今回の症例は顎関節症にも関連がありました。顔が歪んで、顎の痛みもあるという症状でした。
顎関節症は、顔面の筋肉や顎関節に関連する痛みや不快感を引き起こす状態なんですが、顔面の痙攣とは直接的な関連は少ないとされています。ただし、顎関節症が原因で顔の筋肉に過度の緊張がかかり、その結果として顔面に痙攣や痙攣のような症状が現れることもありました。それが長期に渡ればより酷い痙攣と痛みに悩まされていました。
特に顎や顔の筋肉が過度に使われることで、筋肉のこわばりや不随意な収縮が生じることがあるため、今回は首肩、腕から肩甲骨、顔面の鍼灸治療で痙攣は減少しました。
- 今回の症状で言うと夜寝ている時の食いしばりも顔面の痙攣、いたみのげんいんのひとつでした。
食いしばり(歯を強く噛みしめること)は、以下の症状が出やすいです。
🔴顎の痛み
寝ている間の食いしばりが続くと、顎の関節や筋肉に過度の負担がかかり、痛みやこりを出してきます。
🔴歯の摩耗
歯を強く噛みしめることで、歯が削れたり、亀裂が入ったりすることがあります。
そして歯医者に行くとマウスピースを処方されますが気持ち悪くてずっと受けられないと言うこともよくおっしゃられています。
🔴歯の過敏症
歯のエナメル質がすり減ると、冷たいものや熱いもの、甘いものに対して過敏になることがあります。その状態を放置すると歯茎にまで炎症が出て歯茎が腫れてきます。
🔴頭痛
顎や首の筋肉に負担がかかることが原因で、緊張型頭痛や片頭痛も起こします。
朝頭が痛くて起きるとかは、もう最悪の状況です。
🔴耳鳴りや耳の痛み
顎関節に影響を与えることから、耳鳴りや耳の痛みが生じることもあります。実際には耳に幕が張った感じとか、聞こえにくく感じることもあります。
🔴顎関節症
顎関節に過度の負担がかかることで、顎の開閉に痛みや違和感を感じることがあります。
顎がずれているかどうかも確認しなければいけません。当院ではその確認は必ず行います。
🔴睡眠の質の低下
食いしばりが寝ている間に起こることも多く、これが原因で睡眠の質が悪くなることがあります。食いしばりで頭が痛くて夜中に起きたり、顔面が痛すぎて目が覚めたり苦痛が続きます。
食いしばりは無意識に行うことが多いため、ストレスや不安が関与していることが多いです。症状がひどくなる前に、ご相談ください。
もし顔面の痙攣が顎関節症に関連しているかどうか不安であれば、チェックは必ず必要です。
斜角筋症候群、顎関節症の関連性はあります。両者は筋肉や神経の働きに関連する問題でありかなり慎重に頻回の治療が必要です。
1. 筋肉の過緊張と関連
斜角筋症候群は、あまり患者さんの中では知られていませんが、斜角筋群が過緊張し、神経や血管を圧迫することで出てくる症状です。これも首や肩、腕に痛みやしびれが生じることがあります。顎関節症も筋肉の過緊張が原因で発症することがあり、特に咬筋噛む時に使う筋肉が緊張して顎の痛みや開口制限を引き起こします。斜角筋が過緊張している場合、顎の筋肉にも影響を与えることがあります。
ここで重要になるのがいかに痛みがない時間を増やすのか?根本的に治すのか?ということです。重要なのは、
2. 姿勢と関連性
姿勢の悪さ、特に長時間のデスクワークやスマートフォンの使用などで首や肩に負担がかかることがこのような姿勢の悪化が顎関節に負担をかけ続けることで顎関節症を引き起こす可能性もあります。悪い姿勢が首や顎にストレスをかけることで、症状が悪化することがあります。
3. 神経の影響
斜角筋が神経(特に腕神経叢)を圧迫し、手や腕のしびれや痛みが出てくることがあります。神経の圧迫が首や顎周りの筋肉に影響を及ぼすして、顎関節症の症状を出すこともあります。特に、神経の圧迫によって筋肉の不均衡が生じることが、顎関節へのストレスとなり得ます。
まとめ
斜角筋症候群と顎関節症は、筋肉の緊張や姿勢、神経の圧迫などが原因となるため、両方の症状が関連している時、筋肉のリラクゼーションや姿勢の改善、適切な治療が重要です。治療においては、ストレッチ、筋肉の緩和が有効である、鍼灸治療も含めて当院で分析から始めて根拠ある治療をして快適な日常生活に戻したいですね。
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