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産後うつ病と感じたことはありますか?産後うつは、言葉を聞くとこわいですが、誰にでもあることです。出産後に女性が経験する可能性のある精神的な状態のことを言いますが、主な症状は以下のようなものがあります。
1日の大半で気分が沈み、無気力感やなぜか悲しみを感じたりとか、普段楽しんでいたことに興味を持てなくなり、日常が楽しくなくなるなど、常に疲れた感じがあり、休んでも回復しない、眠れない、または、過剰に寝てしまうことがある。食欲がなくなったり逆に過食になることもあります。
自分の行動に対して厳しくなり、こうしないとあかん、こうでないとと、時間があるから余計に考えてしまったり、母親としての自信を失ったり、罪悪感を感じたりすることもあります。初めての経験ばっかりで、体の回復も追いつかず、子供のお世話について過剰に心配したり、強く不安を感じることがある、そして一人で考え込んでしまう。そこからエスカレートすると外に出たくなくなったり、人との交流を避けるようになったり家族や友人と話をしたくなくなったりとしてしまいます。
産後うつ病、出産後数週間から数ヶ月の間に発症することが多いですが、症状がひどくなる前に相談したりまずは体の状態をしんどいと感じない状態にすることがいいです。お母さんになると急にあったかい飲み物を飲むタイミングがなくなったり、あったかいままご飯を食べれないタイミングの悪いことが発生し、一緒に出掛けてご飯を食べても泣いたりすることで温かいまま、おうどん、ラーメンを食べれる状態がすごく減ってしまいます。
コーヒーも飲めなくなるし、自分の自由という時間はほぼなくなります、そんな時に少しの時間が確保できるための協力が欲しいですね。
当院では、足湯にゆっくりつかってる間は受付さんや患者さんが赤ちゃんをだっこしてくれたりバウンサーに乗せてお膝の上から離してくれます。目の前で赤ちゃんを寝かしてくれていると安心ですよね。その時に一旦肩から重い錘のようなものが取れて笑顔になれる時間ができます。
あったかい飲み物、自分のタイミングでトイレに行く。そんな当たり前のことができなくなることで窮屈さを感じることはお母さんになると必ずあるでしょう。
だから大きく息をすることがなくなり肩も首もガチガチになり、睡眠も浅くなります。お母さんだから最初これくらい初めての体験だから当たり前と思わず、その時点で身体を伸ばす治療が必要です。
人間は時間に追われると神経が張り詰めます。そして、自分のタイミングがズレると自由がなくなります。身体が緩む時間がなくなるということは母乳も出なくなります。悪循環ですよね。
だからこそ産後1ヶ月までにバラバラになった体を整えることが必要になるんですよね。
産後の体は一旦通常動かない体の中でも最も硬い骨盤が動きます。そして10月10日でゆっくりと戻っていきます。最初の1ヶ月で大体オロが終わりますが、そのタイミングが一番大事。一番しんどい時だからです。トラックに撥ねられたくらいの衝撃が体に与えられるんですよ。
そういうことの理解があれば、家族の協力や、あったかい言葉、たった1時間の自由な時間を生み出す協力体制がとても大切です。
産後うつに対する治療というのは、身体的および心理的なアプローチの両方が必要です。具体的には以下のような方法があります。
✳️栄養管理
産後の体は栄養が不足しやすいので、ビタミンやミネラル(特にビタミンB群、鉄分、カルシウムなど)を取らないといけないです。栄養が整うことで、体力や気分の改善もあります。
✅休息と睡眠
産後の疲労は朝起きてもう昼にはしんどいことが多いです、睡眠不足が産後うつを悪化させるので、できるだけ休息できる環境を家族みんなで作ることで睡眠を確保することが大切です。
✅運動療法
軽い運動で特にお散歩は、気分を改善する効果があります。ウォーキングやヨガなど、体を無理なく動かせる運動をすることで、お散歩改善ですね。ただし、過度な運動は逆効果となることもあるため、しんどくなったらやめるほうがいい。
✅ホルモンバランスの調整
産後うつはホルモンの変動によって引き起こされることがあります。必要に応じて、ホルモン療法(医師の指導のもと)を行うこともあります。これは医師と相談しながら進めていきます。
✅カウンセリングや心理療法
心理的なサポートが重要です。カウンセリングや認知行動療法(CBT)などもありますが、身近な人の思いやりと協力が自分の気持ちを話すことでストレスが軽減し、気分が改善されます。お風呂にゆっくり入れることも一つです。
✅薬物治療
うつ症状が重度である場合、抗うつ薬の処方が必要なこともあります。授乳中の薬物選択には特別な配慮が必要なので、医師と相談しながら慎重に進めることが大切です。
これらの方法を組み合わせて、身体的・精神的な回復を促進することが産後うつの治療にはいいですね。
当院でおすすめなのは、産前から体の状態を見てもらうことです。むくみや、首肩の痛み、腰の痛み、膝の痛み、つわりなどは鍼灸の治療や、整体でらくになります。知らない人が多いですが、便秘も鍼灸治療で週に一度エンピシンを貼っておくことで解消されています。
産前の治療と産後の治療は実はセットで考えておくと産後うつにはならないで済む。と産んでみて思います。
どうか、赤ちゃんを産んで楽しい育児ができる準備を産前からできますように!