椅子に座ってできる運動/トレーニング

当院で行う往診には足の力がすごく弱っている方が多く、自信もなくされている方が多いです。
往診の条件は歩行困難という条件ですが、かろうじて歩ける状態だけど怖いという方もいて、歩く練習より痛みをとるところから始めます。
痛みがありもし歩きにいったら帰ってくることができないかもしれないという不安から自宅を出なくなることもあります。しかも、歩く練習自体が痛く手出来ない状態の方もいます。
でも今回はまちのに来たいから頑張ると言って毎日往診で筋肉のマッサージの施術よりトレーニングのほうが多く行います。往診になった方は一番このまま歩けなくなるんじゃないかと不安です。

毎日目標を作って必ずまたまちのに行くという気持ちで約束して行います。
実際に当院での治療を楽しみにしてくださった患者様の中でも歩行時の危険で往診になった方もいるのですが、こけたときの訓練や、立ちあがり、とてつもない足の訓練を行い、送迎で来院され普通に歩けるようにまで回復された方もいました。
とても力のいるトレーニングで初めはできないと言ったり、多分嫌な日もあったと思います。ですがこんなにきついトレーニングをやはり気持ちがあればできるんですね。
その気になっていただくことが大変な日もありますが、変化を大切にして毎日やり続けることが重要です。
スタッフは色んなお話を聞きながら何が一番不安に感じているかの聞き取りと大切な本当の気持ちをいっぱい聞き出せるようにします。

毎日同じことの繰り返しで嫌になることもあると思うのでトレーニングのメニューも飽きないものやいつも違うものをできるようにしていきますが、本当にダメなのはその気がなくなってしまった時です。
そんなときでもずっと変わらず諦めず治療し続けることです。

先生からはあきらめません。
だからその気になったときにまたやればいいし、そんな風に毎日何か取り組んだ形を足跡を残してやっていきます。
往診はもうだめと思った人のために行くのではなくてこれから良くなって動く人のために行くこともあります。
ずっと前を歩き続けて治療していきたいと考えています。

往診から復活した件

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