まちの通信

私が、勤務し始めてから度々思うことですが、割と骨折、脱臼、捻挫、挫傷って患者様が気づいていないだけでかなり多い。
痛いなぁって思ったら捻挫してたとか、骨折してたとか、なかなか治らへんなあって思ってたら脱臼したままだったとか、挫傷してほったらかしとか、度々これはほっといたらあかんかったのになぁと思う症例があります。
ほとんどの方が『もっと早く来ればよかったって』言います。
整形行って骨に異常なかったからいけると思ったんやけどなかなか痛み取れなくて。。。どうしよう。
こんな事を度々聞きますが、やはりレントゲンは骨を写すもので筋肉をの損傷などは見れないので、実は筋肉の損傷の方が日常生活に負担をきたしやすいし、動きの邪魔になりやすい。
関節というと、肩腕、首、背中、腰、股関節、膝、足首、その他沢山ありますが、だいたい痛いなぁって気づくのは動きの中でこの部位を動かすために動いた筋肉を損傷してると、痛み、動かしにくさ重たさ、だるさなどがが出ます。
それを患者様はよくこってるとか、治ったけど痛いとか。言いますが、動きの検査をして確かめたら、あの時のアレで痛なったって思い出す。
その時の動きをすると痛い、『治ってないやん!』ということがあります!

できればちょっとおかしいなって思う前に見せに来てもらえたら湿布薬や、痛み止めだけで痛みが一時的に止まって.ます忘れた頃に痛み再発なんてことは無いと思います。
心当たりがあることに対して検査をして、一緒にレントゲンを見ながら骨は大丈夫だけど、この動きができないと問題がある。だから筋肉が損傷してるという根拠から治療をすることで沢山の患者様が、きっちりと治療されて手遅れにならずにすみます。

腕が動かなくなってから、上がらなくなってから気づく人が多いですが、一度検査だけでも、姿勢チェックだけでも
した方がいい。
男性 58歳
先日スーパーの押さないとあかないガラスの重たいドアを思いっきり押してあけた時に痛ってなっておかしいからレントゲンしけど、どうもないから『もんでくれ!』とこられた患者様がいました。どうもないっていうけど、の荷物を籠に入れる時にかけてる鞄を肩から降ろす時、左腕が全然上がらず外しにくそうにしてる。
でも上がるという。
『一回左腕あげて見て?』というと『上がるからここだけもんででくれたらいい』という。でも『怪我してて揉んでも痛くなったらあかんからちょっとだけどないなってるか見せて?』と言って動きの検査をしたらインナーマッスルの損傷と腕を上げるための中の筋肉微小断裂の可能性あり。

患者様は肩が痛くて上がらないのは筋肉が固まってるからだと思って柔らかくしてもらったら治ると思ったけど、腕の機能障害まで出ているとは知らず、検査上必要な治療をしました。もちろん、ご希望通り痛めてるところ以外のところの硬くなっているところは痛みが出るので筋肉を調節するマッサージも行いましたが、腕が上がらないまま放っておくと筋肉に神経の信号が途絶えたまま、二度と上がらなくなることもあります。
知らないままより、ご自分の体を姿勢から知って、動きも検査して悪いところを的確に治療することで、再発防止にはなります。おかしいなって思ったらすぐに相談して欲しいです!たくさんの患者様が安心して来ていただけるように細かいことも見落とさず、治していきたいです。

患者様は怪我と思ってない

このページをシェアする


投稿ナビゲーション