はーい!どうも!
今回は高血圧について書かせていただきたいと思います。
まず血圧ってなんですか?
血圧とは、心臓から送り出される血液が全身に流れていく際、動脈の内側にかかる圧力のことで、心臓に近い血管ほど高く、手足などの末梢血管にいくほど低くなります。
収縮期血圧(最高血圧)→心臓が収縮して最も強く血液を送り出そうとする時の血圧
拡張期血圧(最低血圧)→心臓が緩んで送り出した血液が心臓に戻ってくる時の血圧
上の血圧が140mmHg以上、下の血圧が90mmHg以上あると高血圧症と診断されます。血圧が高い状態が長く続くと脳卒中や心臓病、腎臓病など生命の危機に関わる重大な病気につながります。
高血圧になると頭痛やめまい、肩こりなどの症状が起こりやすくなります。しかし、これらの症状は高血圧以外でも起こりうる症状なので高血圧と診断しにくいのです。
そして
高血圧に自覚症状はほとんどないので『サイレントキラー』とも呼ばれています。
上の血圧が気になる人が多いですが下の血圧が高くても危険です。
細い動脈(抹消の血管)が動脈硬化によって硬くなったり詰まったりすると下の血圧が上がります。
このような状況にならないために適正な血圧を保つ事が重要です。
・血圧を上げること
塩分の摂りすぎ、加齢、ストレス、激しい運動をした時、寒さ、外気温の急変、睡眠不足、過度のアルコール摂取、運動不足、肥満、遺伝、動脈硬化などがあります。
ここは鍼灸師らしく血圧を下げるツボを紹介したいと思います。
なぜツボが有効なのか!
気の流れを調節している部分がツボとしていて、神経が集中している場所ともいえます。その気の流れが交通渋滞を起こすことで体に不調が現れます。
この渋滞を改善するのがツボ押しです!!
ツボ押しをすることで神経に触れ、その刺激がすぐに脳に伝わり、脳の視床下部がその情報を受け取ります。
視床下部には、体温や血圧などを調整する自律神経の中枢があるため、そこから体の修正命令が出て、血圧が最もよい状態に調整されるのです。
是非、試してみてください!!
①合谷穴
親指と人差し指の骨が交わるとろのくぼみにあるツボです。
痛気持ちいいと感じるくらいまで押してください。
合谷穴は万能のツボと言われているので頭痛・下痢・消化不良・吐き気などにも効果的です。
②降圧帯
耳の裏側の上部、外側のへこんだ場所にあるツボです。
両耳を人差し指で同時に刺激すると効果的!!
③人迎穴
喉仏から左右に指2本分離れた場所にあるツボです。
片方ずつ首の中心に向かって少し押し脈を感じてください。
苦しくならないように注意してください。
人迎穴は自律神経を調節して血圧を下げるだけでなく、気管支炎・扁桃腺炎・咽頭炎などの呼吸器疾患の予防にも役立ちます。
高血圧は生活習慣病と言われており、食事や運動をすることでも予防できるので体調管理をしながら改善するように心がけていきましょう!