吸い玉の痕、瘀血

もうこの写真の状態だとものを保つための力さえも出せません。長い時間かけて負担をかけた肩周辺の筋肉には血流を阻害された状態がはっきりと見えます。一度でも鍼灸治療の吸い玉を受けたことのある方だとわかりますが、これは酷いです。筋肉は同じところばかり使うとバンプアップと言って膨らみます。そしてこの方の場合は右肩に神経が伝達しにくい姿勢にもなっていて長期間そのまま使い続けると硬くなった筋肉が微笑に断裂し出血、それが神経や血流阻害が起こっている場所だから滞ってしまい、痛みを出す。

その場合痛みの場所と根本の場所に多くの瘀血が集まり写真のような状態になります。ここまで来るとまずは表面に瘀血を引っ張り出さないと痛みは改善されません。
そしてその瘀血の中でも色が悪く深い色のところに鍼治療をします。深く悪い色が出たところは特に奥の方まで神経や血流を阻害するトラブルがあるので特に狙っていきます。

そんな風に繰り返し行うと、神経を圧迫していた痛みや痺れが改善していきます。
お身体は悪い状態を保つと悪い癖がつきます。良い状態を保たせることができるとそれが定着していきます。

こんな色になっているところがないか一度チェックしたほうがいいかも知れませんね!

今日一番の瘀血を見た!

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